最近は学歴があまり重視されなくなったという話を聞きますが、それは一流の大学を卒業していなくても良い、という意味で、誰でも入れるような学校も出ていないのはまずいですよね? 学歴は関係ないという人も多いですが、本当は関係ありますよね?
昔と比べると学歴の重要性は減ってきていますが、それでも学歴が重視される場面はまだまだ残っています。
テレビ局や大手出版社など、一般に人気のある業界では、大学卒業が新卒応募の条件となっている場合がほとんどですし、それ以外の企業でも書類選考時に学歴がチェックされることは多いと思います。
IT業界やゲーム業界のような新しめの業界では学歴が重要視されない場合が多いですが、そのような業界でも、就職希望者の多い大手企業になると、学歴が高い=問題解決能力や努力ができる資質がある、と判断して、学歴を基準として応募者のふるい分けを行ったりしているようです。
ですので、大半の人が進学する程度までは学歴をつけておいた方が無難なのは間違いないと思います。
少子化の影響もあり、最近は大学全入時代(大学入学希望者の総数が大学の入学定員総数を下回る状況)という言葉が囁かれるようになってきています。それを考えるならば、最低限、高校は卒業しておいた方が良いというのが現状と言えるでしょう。
美容業界など、学歴が比較的重視されない業界に進む場合でも、高校を卒業していないと美容師の資格を取るための専門学校(専門課程を置く専修学校)に進学できませんので、やはり高校を卒業しておいた方が有利になります。
2009年02月更新