カラーコーディネーター検定と色彩検定はどう違うのですか?
色彩関係の資格は、確かに違いなどが区別しにくいものですね。
「東京商工会議所主催 カラーコーディネーター検定試験」と「社団法人全国服飾教育者連合会主催 文部科学省後援 ファッションコーディネート色彩能力検定試験」の違いですが、内容的にはどちらも大差ないようです。
ただ、色彩能力検定の方は、元々アパレル関係者向けの検定だったこともあり、流行色や服飾史の中での色彩など、服飾と色の関わりを念頭に置いた問題が出題される傾向があり、カラーコーディネーター検定試験の方は、2級、3級で基礎的な色の知識を身につけた後に「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」といった各現場での実践的な知識が問われることになるようです。
ですので、あなたがアパレル系の仕事に興味を持っているならば色彩能力検定を、商品企画や建築、環境などの仕事に興味を持っているようならばカラーコーディネーター検定を受けてみると良いと思います。
2008年10月更新