相談内容｜初生雛鑑別師の仕事はニーズが高いと聞いたことがありますが、実際の所どうなんでしょ

回答

　初生雛鑑別師とはヒヨコの性別を鑑別する職業です。

　生まれたばかりのヒナが、雄か雌かを見極める特殊な技術を身につけており、指先の器用さを生かして鑑別を行っていきます。鑑別のペースは1時間に平均で1,200羽ぐらいとされます。

　日本国内での求人はあまりありませんが、日本の鑑別師は仕事が正確なことから海外での人気が高く、海外に移住して働く道があります。

　この仕事に就くには、初生雛鑑別師の資格が必要です。

　資格を取得するには、公益社団法人 畜産技術協会の初生雛鑑別師養成講習を受講する必要があります。初等科での5か月間の訓練後、鑑別研修生として孵化場で1～3年の経験を積みます。それから高等考査という試験にチャレンジし、その試験に合格して初めて鑑別師と認定されます。

2015年01月更新