相談内容｜大学と短大は学ぶ内容は一緒なんですか？

回答

　大学の特徴は、「学術的な研究を行う」「実践よりも理論重視の傾向」「教養教育などにより幅広い知識と視野を養成する」となります。それに対し、短期大学の特徴は、「幅広い教養を身につけるとともに、職業や実際生活に役立つ能力を育成する」となります。

　実際、短期大学では幼児保育や看護、栄養学などの実学寄りの学科が多くなっており、専門学校ほどではありませんが、実際の仕事に役立つ勉強をすることが多いようです。

　具体的にどのようなことが学べるか、については、大学や短期大学によって違いがありますので、気になる学校があったら、学校パンフレットを取り寄せてみたり、公式サイトを見てみるなどして調べてみると良いでしょう。

　なお、短期大学は修業年限が2～3年となっているため、4年制の大学と比べると単位取得がせわしなくなる場合が多いようです。2年制の短期大学の場合であれば、1年生の時点で単位をほとんど取得しておいて、2年生からは就職活動を中心に行う、といった形になることが多いようです。

　あなたが大学に進学するか、短期大学に進学するかで悩んでいるようでしたら、これらの特徴を考慮に入れた上で決めていくと良いと思います。

2008年08月更新