進路相談

私は、高校の運動部の専属トレーナーになりたいと考えています。 専属トレーナーになるためには、学校の教員にならなければならないのでしょうか?

回答

 高校の運動部に限らず、スポーツトレーナーとして働くのであれば、日本体育協会が認定しているアスレティックトレーナーの資格や柔道整復師の資格などが必要になります。

 ですので、まずはそれらの資格の取れる学校に進学するのがスポーツトレーナーの仕事に就くための第一歩となるでしょう。

 大学や専門学校に送られてくる求人票に応募する、就職を目指している私立高校の公式サイトなどでトレーナー募集がないかこまめにチェックをして応募する、など、高校の運動部専属トレーナーになる方法は様々だと思いますが、スポーツトレーナーの世界では、体育会的な先輩、後輩のつながりなどから仕事を紹介されることも多いようですので、学生時代に積極的に部活動やサークル活動に参加するなどして、なるべく多くのコネクションを作っておく必要があると思います。

 専属トレーナーの身分は、教員ではなく学校職員になると思われます。一般的にスポーツトレーナーは短期間契約の契約社員とされることが多いようですので、運動部の専属トレーナーの場合も同様の待遇とされる可能性が高いでしょう。

 現在のところ、運動部向けに専属のトレーナーを雇っている学校は、スポーツに力を入れている一部の私立高校くらいだと思われますので、働く場所はあまり多くないようです。大半の学校では、トレーナー自体を置いていないか、近在の整骨院の柔道整復師にパートタイム、もしくはボランティアで来てもらっている程度のようです。

 場合によっては、アスレティックトレーナーの資格を持つ体育教師がトレーナーを兼任している場合もあるようですので、そういった進路を目指してみるのもひとつの手だと思います。

 まずはあなたが通っている高校の体育の先生に話を聞いてみてはどうでしょうか?

 体育の先生は体育系の大学、短大を卒業している場合が多いはずですので、学生時代の交友関係などから実際にトレーナーをしている人の話を知っているかもしれませんよ。

2008年07月更新

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