文化財の修復家の仕事内容と、なり方について教えて下さい。
文化財の修復家は、保存や修復が必要な文化財を修復する仕事をしている人のことで、多くの場合は文化財修復工房や博物館などに勤めたり、独立した修復家として働いたりしているようです。
文化財の修復家になるためには、美術系の大学(大学院)や専門学校などで「文化財」「文化財修復」に関する学科やコースに進学した後、工房などに就職して技術を磨いてから独立するのが一般的なようです。修復家には、非常に高い専門知識や技術が必要とされるため、一人前になるには10年以上かかるといわれています。
修復家の求人に関しては、かなり少ないが、まったくないというわけでもない、といった感じのようで、狭き門であることは間違いないようです。
また、美術館、博物館への就職を目指す場合、学芸員の資格が必要となる場合があるようですので、そちらの資格の取得も目指しておくと良いでしょう。
2013年02月更新