私は将来、海外の服や国内のかわいいものをセレクトしたファッションショップの経営者になりたいと思っています。ですが、そのために大学や短大で経営を学べばいいのか、専門学校でファッションビジネスを学べばいいのかが分からなくて困ってます。 また、ファッションだけでなくネイルとかもできるようなお店にしたいんですが、経営者の私がネイルを学んでいないのに経営するのはやっぱり無理でしょうか…? ネイルの専門学校に行くと経営の勉強ができなくなるため、経営には不利になる気がします。どうしたらいいのかアドバイスください。
「経営者になること」だけ考えれば、どんな学校で何を学んだかということ自体は、あまり問題ではないと思います。
経営者になるには、これといった決まった道筋はなく、みんなそれぞれの経験を重ねて経営者になっています。
そして、経営者とは文字通り「経営する人」。ネイルなんて何の関わりもないおじさんが、ネイルを扱うお店の経営者だったりすることだってあるのです。
ですので、「経営者になること」だけでなく、さらに踏み込んで「どんな経営者になりたいか」ということから進路を考え、また目標とする経営者がいるのであれば、その人の経歴を調べたり、直接その人に相談してみるとヒントがもらえるかもしれません。
経営の実務面に徹する経営者であれば、経営の勉強をメインにしてもいいだろうし、お客さんに直接ファッションのアドバイスをしたいのであれば、ファッションの勉強をメインにしてもいいと思います。
経営者になるための勉強は、学校だけで学べるものではありません。本当にやりたいことをやり尽くそうとしたら、たぶん学校だけでは足りなくなってくると思います。
学校でできる経営やファッションの勉強だけでなく、人気のあるお店づくりをめざして女性の心理を学ぶセミナーに出てみたり、海外でいいものを見つけるために外国語をたとえ独学でも学んだり…。学校では学べる分野が限られても、学校以外のところで、また学校を卒業して働きながら学ぶことも考えてみてはどうでしょうか。(すずき)
2006年12月更新