相談内容|私は以前、体育の先生に相談に乗ってもらったおかげで高校受験のストレスを解消できた

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進路相談

私は以前、体育の先生に相談に乗ってもらったおかげで高校受験のストレスを解消できた経験があります。 その経験をきっかけとして、私も誰かの話を聞いて一緒に考える仕事に就きたいと思い、そのための大学に進みたいと思っています。ですが、同時に経済に関して学べる大学にも進みたいと思っています。どちらの進路を選んだ方が良いのでしょうか?

回答

 誰かの話を聞いて一緒に考える仕事。こんなことができる仕事にはどんなものがあると思いますか?

 たとえば、「カウンセラー」を思い浮かべるかもしれません。これは、「誰かの話を聞いて一緒に考える」プロの仕事です。

 また、影響を受けたという「先生」という仕事。授業をするだけでなく、生徒とふれあって、生徒の学校生活のこと、進路のことを一緒に考えていく職業といえます。

 あるいは「美容師」。美容師は髪を切るのがお仕事ですが、お客さんはただ髪を切ってもらうだけでなく、きれいになりたいとか、気分を変えたいとか、そういう気持ちで美容室に来ると思います。美容師はそれをカットという形で表していく。これも「誰かの話を聞いて一緒に考える」ことだと思います。

 そして今私は「あなたの話を聞いて一緒に考えて」います。私は普段、「進路ナビ」という進路情報サイトを作っています。出身は、大学の経済学部です。

 誰かの話を聞いて一緒に考える仕事はたくさんあります。だけど、それをどうやって解決してあげるかの方法が違います。カウンセラーなら専門知識や医学を使って、美容師ならハサミで髪を切ることによって、私ならサイト上で話すことによって。

 今あなたが経済学に興味を持ち、学びたいと思うなら、経済学部に進んでよいと思います。そのうえで、「どんな方法で」誰かの話を聞いて一緒に考え、「どんなふうに」解決してあげたいのか?を考えてください。それが、目指す職業につながっていくと思います。

 体育の先生への感謝の気持ちを忘れずに、がんばってください。(おおたき)

2006年05月更新

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