海の動物「海獣チーム」の仕事
すみだ水族館には、約1万種類の生き物の生態系が展示されています。ペンギンとオットセイを担当する「海獣チーム」の飼育スタッフは全部で12人。水族館の開館時間は9時から21時までですが、職員はシフトで働いています。 早番の場合は朝のミーティング後、プールの清掃から始まります。そのあと、ペンギンの給餌はビタミン剤と一緒に魚を一羽に一尾ずつ与えます。このとき、表情や動きを観察して、前日からの変化はないか?たとえば、他のペンギンに噛まれて怪我をしていないか、口内の色を見て、白かったら貧血かな?といった健康状態をチェックします。一日の給餌はペンギンとオットセイで数回あります。ペンギンは1日で一羽につき約20尾程度の餌を与えています。屋内水族館のため、臭いがこもらないよう清掃をこまめに行い、夕方には魚類チームと海獣チームで集まってミーティング。全体で水族館の情報を共有しています。