先生・先輩
先生からのメッセージ
生きるよろこびを与え、人生を支える大きなやりがいのある仕事です。
- 加納岬先生

社会では今もたくさんの介護福祉士が求められています。将来を担う介護福祉士を育てることで、少しでも社会に貢献できたら…。10数年にわたって介護福祉の現場に身を置くなかでそんな気持ちが膨らみ、教職の道に進みました。介護福祉士の役割は、生活をサポートするだけでなく、利用者さまに生きるよろこびをもたらし、人生そのものを支えること。誰にとっても人生は、かけがえのないその人だけのものです。そうした利用者さま一人ひとりを尊重できる介護福祉士になってほしい。そのため学生とのコミュニケーションを大切にし、個性を伸ばすことを心がけています。重い責任をともなう厳しさはありますが、それだけにやりがいも大きい仕事です。みなさんのチャレンジを心から待ち望んでいます。
(掲載年度:2022年度)
仕事に誇りを持てる「幸せな職業人」となって、理学療法の可能性を広げてほしい。
- 長坂俊昌先生

学生のとき、スポーツで身体を痛め、リハビリテーションを受けたのが、理学療法との出会いでした。痛みが和らぎ、競技復帰できたときのよろこびは、今でも忘れることがありません。そんな、理学療法のすばらしさを体験し、この道を志しました。実際仕事をはじめて、患者さまの状態が改善して、よろこぶ顔を見ることができることが、この仕事の大きな魅力の一つであることを知りました。
人を支えるには、自分自身の仕事に誇りが持てる「幸せな職業人」になることが大切だと、私は考えています。そのためには専門知識だけでなく、人間関係を円滑にし、問題に自ら取り組む姿勢が必要です。「幸せな職業人」となって、医療・福祉分野だけでなく、スポーツや教育など、さまざまな分野で、理学療法の可能性を広げてほしいと願っています。
(掲載年度:2022年度)