先生・先輩
先輩の声
写真を中心にした生活がしたい。
- 林 朱里さん
- 総合写真研究ゼミ
高校生の時から「写ルンです」でよく写真を撮っていました。もっと写真を中心にした生活がしたいと思い、日本写真芸術専門学校に入学しました。雑誌や広告はもちろんですが、最近はSNSなどで画面越しに写真を見ることが多いので、初めは自分の写真をプリントで見てもらうことがとても新鮮でした。学生パスを利用して美術館に足を運ぶ機会も増えました。実際に授業を受けている先生の展示を学校外で見れることもあり、学校やそれ以外の場所でも学べる場が多くて嬉しいです。この学校で体験・経験したことを生かして、今後は"撮る"以外の写真の仕事にも目を向けて活動していきたいです。
(掲載年度:2022年度)
“写真”というツールを使って「世界」を体感することで、自身の価値観を広げることができます。
- 鈴木 竣也さん
- フォトフィールドワークゼミ
留学先でスポーツ写真を撮りはじめたのが、写真についてもっと学びたいと感じたきっかけです。海外を旅しながら写真を学べるフォトフィールドワークゼミのことを知り、他の学校では出来ない経験ができるのではないかと考え入学を決めました。入学当初は知識も技術も初心者でしたが、授業や課題を通して、写真を撮る中でどのように被写体や自分自身と向き合って行くのかを学びました。また幅広いジャンルの授業から良いものをたくさん吸収し、自分の作品に生かすことができるのは学校という環境だからこそ得られるものの一つだと感じます。新型コロナウイルスの影響もありましたが、今できることに貪欲に向き合いながら制作をしていきたいです。
(掲載年度:2022年度)
NPIで過ごしている日々
- 白永 崇大さん
- 写真科(昼間部 2年制)
私は大学卒業後、会社員として働きながら写真を撮っていました。しかし自分の撮影技法の引き出しの少なさを実感する事が多く、スタジオ撮影やライティング技術を改めて勉強したいと思い入学を決めました。入学して一番良かったと思うのは、とにかく毎日幅広いジャンルの写真に触れられることです。SNSが普及している今、多くの写真に触れることは容易ですが、どうしても自分の好きなタイプの写真に偏ってしまいがちです。授業の中で、たくさんの歴史的名作、そして同級生や先輩の作品に触れられたことは、自分自身の作品に必ず活かしていけるものだと感じています。今後は多くの人に喜んでもらえるような写真を残せる写真家になれるよう、NPIでの日々を過ごしていきます。
(掲載年度:2022年度)
先生からのメッセージ
写真はもうひとつのパスポート
- 柳本 史歩先生
「写真創作演習」ってどんなことを勉強するの?
そう思う人が多いのでは?
"写真で何かを伝える"。
写真で表現するために、写真を撮る技術はもちろん、自分を表現する方法をいろいろな条件の中で模索し、自分を再発見することを学ぶ。
カメラを使って発見してくことを目的としています。
そもそも僕が写真に興味をもったのは『自分の知らない世界を見に行けて、さらに持って帰ることができるから』でした。
写真は自分の世界を拡張させるためのひとつの有効な方法かもしれません。
写真を通して今までと違った自分や新しく興味の持てるもの、テーマを見つけられたら最高だと思います。
あなただけのテーマを探して表現できるフォトグラファーになってください。
(掲載年度:2022年度)
自分の原点見つけ、未来の自分を創造する。
- 倉持 正実先生
授業での目標は「学生時代の代表作と言える写真を残すこと」です。
それらの作品は卒業後の創作活動の原点になります。
各自でテーマを決め年間のテーマとして設定してもらい、そのテーマを進めていく上で、どんな考え方・撮影方法が適切かを互いに模索していきます。
授業の中で問われるのは、身体表現としての写真です。写真は常に先行投資です。
『今』しか撮影できないからです。
記録された『今』は、時間を経てより輝きを増します。
体ごとぶつかって記録・創造していきましょう。それは同時に君たちの未来をクリエイトしていくことなのですから。
(掲載年度:2022年度)