日本語日本文学専攻コース
古典を識る、作品を創る
古典から近現代に至る日本文学について、作品・作家・時代背景・思想・宗教・地域文化・語学など多角的視点から学びます。
能や歌舞伎などの古典芸能を鑑賞したり、小説や詩歌などの創作についても学んだりすることもできます。近現代文学の学修では、三島由紀夫の戯曲を取り上げ、朗読劇として演じることで、日本語の特性を理解したり想像力を養ったり、発声や表現の楽しさを体験します。
文学作品は、ただ読んで訳すというだけでは、本当に学んだことにはなりません。「研究」するためには、作品をどのように読んでいくのか、どのように理解するのかという能力を養うことが大切です。授業をとおして真に日本語・日本文学を理解する能力を培っていきます。
卒業後の進路
2021年3月卒業生就職実績 ※文学部全体
国家公務員(農林水産省・自衛隊)、地方公務員(行政職)、明治安田生命保険相互会社、株式会社オリエンタルランド、株式会社マイナビ、イオンリテール株式会社 他
目指せる資格・検定
- 中学校教諭免許状
- 高等学校教諭免許状
- 司書
- 学校図書館司書教諭免許状
- 学芸員
- 社会教育主事
- 社会福祉主事任用資格
注目のカリキュラム
書物の基礎
江戸時代以前の書物は、どのような素材でどういう形だったのか。現代の私たちが読む古典作品の本文は、どのように作成されているのか。文学作品が出版されるようになったことには、どういう意味があるのか。書誌学の基本や出版文化を学ぶことで、高校までの「国語」には無かった文学の知識と視座を獲得することができます。
学費
入学金
1,278,000円
学費について
※上記の学費は、初年度納入金合計です。