対人・社会心理学科
社会で役立つ心理学を学ぶ
対人・社会心理学の特徴は、状況に注目して、人々の行動を理解・説明することです。ここでの状況とは、その場に誰がいるかといった個人をとりまく対人関係から、広さや温度などの物理的な環境、社会や文化などを含みます。そして、対人・社会心理学では、こうした状況から「人々」が影響を受けるプロセスを明らかにすることを通して、人と人、人と社会の関わりを分析し、「こころ」のメカニズムを解き明かしていきます。
そのため、対人・社会心理学科の学びの特徴は、「人と人との関係にアプロー チ」することです。
「自己」、「対人」場面、「集団」場面、「文化」という4領域から構成される学びを通じて、「いろいろな視点から想像する力」を身につけるとともに、対人・社会心理学の知識を実践し、社会の改善に役立てていくための「実践的な対人スキル」を習得します。対人・社会心理学では、人々の行動や意識を、調査や実験を通して得たデー タから、客観的によみとり、解釈していきます。そのために、統計ソフトを用いて取得したデータ解析するスキルを身につけます。
- 別学・共学
- 共学
- 昼/夜/通信
- 昼
- 年限
- 4年
- 募集定員
- 115名
卒業後の進路
2021年3月卒業生就職実績 ※心理学部全体
国家公務員(大阪家庭裁判所)、地方公務員(行政職、心理職)、独立行政法人国立病院機構、日本年金機構、富士通株式会社、株式会社ちふれ化粧品、東日本電信電話株式会社(NTT東日本) 他
目指せる資格・検定
- 社会調査士
- 司書
- 学芸員
- 社会教育主事
- 社会福祉主事任用資格
- 児童福祉司任用資格
- 認定心理士
注目のカリキュラム
社会心理調査実習
社会調査の意義や基本的な事項を修得します。グループでテーマを決め、調査票を作成し、データを収集し、解析し、プレゼンテーションをしたり報告書にまとめたりすることで、リサーチスキルを体得します。前期では社会調査の歴史や事例などを通じて、社会調査の基礎を学び、後期では、質問紙調査の手法を中心に、実際に社会調査を設計し、実施、分析までを行うことで、実践的なスキルを身につけていきます。
学費
入学金
1,310,000円
学費について
※上記の学費は、初年度納入金合計です。