厚労・文科・経産の3省、外国人留学生活用のためのハンドブックを策定更新日: 2020年6月27日

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　厚生労働省、文部科学省、経済産業省の3省は、企業が外国人留学生等の多様性に応じた採用選考や採用後の柔軟な人材育成・待遇等を実践できるよう『外国人留学生の採用や入社後の活躍に向けたハンドブック』を策定した。
　日本で活躍する外国人材が年々増える中、外国人材に対する企業の採用意欲は高まっている。そのため、厚労など3省では、大学や産業界、支援事業者等と連携し、「外国人留学生の就職や採用後の活躍に向けたプロジェクトチーム」を昨年8月に発足。企業において、外国人留学生等の採用や入社後の活躍に向けた取り組みを進める際の一助とすべく、12項目からなるチェックリストと、それに連動した活用ガイドやベストプラクティス集を作成し、ハンドブックとしてまとめた。
　このハンドブックは大きく3章から構成され、「外国人留学生の採用・活躍に向けたチェックリスト」では、就職機会の創出や採用後の活躍に向けて企業が直面する課題とつまずきやすい点を明らかにしている。続く「外国人留学生の採用・活躍に向けたチェックリスト活用ガイド」では、チェックリストの各項目について、必要性や具体的な取り組み内容、期待される効果等を解説。そして、「外国人留学生の採用・活躍に向けたベストプラクティス集」では、外国人留学生等の採用・活躍に向けた特徴的な取り組みを行う27社の企業が掲載されている。