東京工科大学が来春、リハビリテーション学科を新設予定(申請中) 更新日: 2020年6月25日
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東京工科大学(東京都八王子市)は来年4月、蒲田キャンパ ス(東京都大田区)に設置している医療保健学部の学科を一部改組し、リハビリテーション学科(申請中)を開設する予定だ。
同学科では、既存の理学療法学科と作業療法学科を理学療法学専攻、作業療法学専攻に 改組、新しく言語聴覚学専攻を設置する。特に言語聴覚学専攻は、同大にとって新しい分野となるだけに、いまから大きな注目を集めている。
言語聴覚学専攻が掲げる特長は、①言語聴覚士に欠かせない職業人としての使命感・倫理観を持ち、主体的に学ぶ能力を身につける②自身の専門性をより高いレベルで発揮するため、多職種と協働できる調整力とコミュニケーション能力を身につける③科学的・論理的な思考力と 判断力、人に対する洞察力・包容力と想像力を養う――という三点だ。
1年次から健常発達児とのコミュニケーション演習や学内実習を開始し、 2年次には言語聴覚障害児や言語聴覚障害者とのコミュニケーションや関わりを基礎とする実習を行う。そして3・4年次には、低学年時から学んだことをベースに臨床実習へと進んでいく。基礎から段階的に学べるカリキュラムを体系的に構築しているのが特色の一つだ。