九州女子大学、「九女復刻咖喱」を販売 更新日: 2020年6月11日
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九州女子大学(北九州市)は、株式会社はかた本舗(本社・福岡市)と産学連携を行い、レトルトカレー商品の開発を行った。商品は「九女復刻咖喱」と銘打っている。
九女復刻咖喱は、同大で受け継がれているカレーの伝統的なレシピを使用。平成29年度に実施したオープンキャンパスから、家政学部栄養学科の学生と教員により調理され、昼食として参加者に提供するようになった。スパイスが香る独特のビーフカレーは、毎年多くの来場者から好評を博している。
レトルト商品は同学科の巴美樹教授が監修。グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸の3つの成分をバランス良く配合していることが美味しさの秘訣だという。多くのスパイスが惜しげもなく使用された香りは食欲をかき立て、素材感を損なうことなく歯応えがあるように仕上げた食感など、工夫が凝らされている。ビタミンやミネラル、食物繊維も同時に摂ることができるのは、栄養学の観点からのアプローチだ。
さらに、威厳を感じさせるパッケージの題字は、人間科学部人間発達学科の書道担当教員である古木誠彦准教授によるもので、同大の教育の特色が随所に活かされている。