内閣府が若者のインターネット利用状況を公表 更新日: 2020年6月13日
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内閣府は4 月20 日、『令和元年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」報告書』を公表した。
同調査は1 月10 日〜2月14 日の期間で実施され、満10 歳から満17 歳までの青少年5,000 人を対象とする「青少年調査」のほか、「保護者調査」や「低年齢層調査」で構成される。青少年調査における回収結果は3,194人(63.9%)だった。
まず、青少年のインターネットの利用状況を見てみると、インターネットを利用しているのは全体の93.2% だった。インターネットを利用している機器については、「スマートフォン」が63.3% で最も高く、次いで「携帯ゲーム機」が31.2%、「タブレット」が29.6% と続いた。
また、インターネットを利用すると回答した青少年の利用内容の内訳は、高校生では「コミュニケーション」が90.1% でトップ。以下、「動画視聴」が87.8%、「音楽視聴」が84.3% と続いた。なお、「コミュニケーション」や「音楽視聴」の回答率は、小学生などの低年齢層では40% 前後にとどまる一方、「動画視聴」の回答率は全年齢を通じて高いという傾向になった。