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オシャレであれ 筆者:橋本 光央

コラム

「先生はオシャレでなければなりません」
こんなことを言うと、どう思われるでしょう。
「高級ブランドの服を着ないといけないの」
「化粧は念入りに」
「アクセサリーも大切」
「髪はカリスマ美容師にカットしてもらう」
などと思う方がいるかもしれません。

そうかと思うと、
先生にとって一番大切な仕事は「教えること」なので、
「オシャレは二の次」と
思っている方がいらっしゃるかもしれません。
でも、教えるだけではだめなのです。
オシャレとは「服装や髪形・身なりに気を配ること」です。
だから、例えば髪の毛ボサボサで、
肩にフケがかかっているのはだめ。
無精髭が胡麻塩になっている(手入れされた髭はオシャレ)、
毎日同じ作業着のような服装もだめです。

確かに、授業の内容は大切です。
でも、生徒に「近づきたくない」と
思われるような先生だと、
どんなに素晴らしい授業をしたところで、
その内容は伝わりません。
逆に、生徒が憧れている先生の授業だと、
その効果は抜群に良くなります。
だから、先生はカッコウよくないといけないのです。

オシャレと言っても、
先生に奇抜なファッションをすすめているのではありません。
「オシャレ=先生方」の魅力を生徒に感じさせることです。
そう、「先生は、生徒が憧れる存在」でなければならないのです。
そうすれば、授業に向かう生徒たちの態度も違ってくると考えます。

【プロフィール】
1989年より大阪北予備校に勤務、
2007年より大阪国際滝井高校に勤務。
橋本喬木・天野大空のペンネームにてショートショートを執筆。
光文社文庫『ショートショートの宝箱』シリーズ等に作品掲載あり。
web光文社文庫(https://yomeba-web.jp/special/ss-cam/)にて作品を無料公開中。

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