『けっきょく南極大冒険』って、ご存知ですか 筆者:橋本 光央 更新日: 2020年7月29日
私が小学生だった頃にも、
ゲームセンターにはブロック崩し等のテレビゲームはありました。
中学時代にはスペースインベーダーが大流行しました。
当時はまだ携帯型ゲーム機どころか、
家庭用ゲーム機すらありませんでした。
大学に通いはじめた頃、
ファミリーコンピュータが発売されました。
『ロードランナー』『ゼビウス』『ポートピア連続殺人事件』
『スーパーマリオブラザース』などなど、面白かったなぁ。
さて、『けっきょく南極大冒険』はご存知でしょうか。
ファミコン初期のゲームソフトなのですが、
ペンギンさんが氷の上を走っていると、
突然氷柱が飛び出してきて、
それにぶつかったらゲームオーバー。
単にそれだけのゲームでした。
今なら小学生でも遊ばないようなソフトですが、
それも面白かった。
最近のスマホ等でできるゲームは面白いですね。
やり始めたら、やめられません。
それに比べて、私の時代は、
『けっきょく南極大冒険』ですからね。
ゲームに限らず、今は楽しいことがいっぱいです。
でも、その楽しみを我慢して勉強する必要があります。
昔より、「一層厳しく自己管理」をして
勉強しないといけない今の学生は大変です。
ですが、「それができる人か、そうでないかで、
自分の将来が変わる」ということは、
常に意識しておく必要があります。
ちなみに、先日、
ソニー生命保険株式会社による
「スマートフォンに関する意識・実態調査2019」の集計結果が
公開されましたが、
結果、「スマホ依存をしていると感じている人」が57.2%、
「スマホ疲れをしている人」が20代では69.5%なんだそうです。
学生時代は、とても貴重で、かけがえのない時間です。
二度と来ない、そしてとても短い学生生活を、
有意義に過ごしてほしいものです。
(大阪国際滝井高等学校 総務部 橋本光央)
【プロフィール】
1989年より大阪北予備校に勤務、
2007年より大阪国際滝井高校に勤務。
橋本喬木・天野大空のペンネームにてショートショートを執筆。
光文社文庫『ショートショートの宝箱』シリーズ等に作品掲載あり。
web光文社文庫(https://yomeba-web.jp/special/ss-cam/)にて作品を無料公開中。