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第24回全国女性消防操法大会 筆者:羽根田 ひとみ

11月13日(水)、
第24回全国女性消防操法大会が横浜市で開催された。
横浜赤レンガ倉庫イベント広場前に、
各都道府県の代表47チームが
速さと正確さを競い合うために集まった。

私は、福島県の代表として出場した。
全国大会出場は昨年の秋に決まり、
それから本格的な練習が始まった。
平日は週1回から2回、18:30から21:00まで。
私は仕事の関係で毎回遅刻であったが、
ダッシュで地元のお寺に行き練習した。
地元の消防署員および消防団員に囲まれ指導を受ける。
休日は、朝6:00から8:00まで中央消防署での朝練。
学生時代の部活動なみの勢いの日々が続いた。
タイムを縮めるために、一人ひとりがそれぞれ努力した。

大会当日は、
町長をはじめ消防団員が大型バスで応援にやって来た。
他の県も同様である。
会場はすごい盛り上がりだ。
競技中の応援は言うまでもないだろう。

競技が終わり控えに戻ると、
チームメンバーは泣き出した。
うまくできなかった悔しさと達成感!
この年になって仲間と抱き合えることが嬉しい。
閉会式のとき、
指揮をした私が優秀選手に選ばれた。
発表時、仲間から歓声があがり、
賞をとってくれたことに「報われた気がする」という言葉が、
私にとって最も感動的だった。

みな20代の若い人達と、
「同じ目標に向かって努力する」ことで、
年齢差をこえて友情が築けた。
そして、この体験を毎日の仕事にも生かせられたらと考えた。

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