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ファミリーパトロール 筆者:羽根田 ひとみ

8月23日、
昨年就職した息子の職場見学に出かけた。
建設業現場の安全点検で、
関係者ではない第三者の目で見てもらう
ということで案内文をもらった。
加えて、
就職し成長した子供の姿を見てもらいたい、
という社長の意向もあったようだ。

案内は40人ほど送ったそうだが、
申し込みは私を含めて4人だけ。
8月、9月、10月、11月の4回で、
今回は2人の保護者が参加した。

初めに工事現場の入場注意事項説明を受けた。
次に、本社の社内見学、
社員のみなさんの紹介を受け、互いにあいさつ。
そして、息子のデスク(席)に案内された。

その後、息子が現場監督をしている現場に移動。
そこではヘルメット、長靴、安全装備等を身に着け、
点検説明を受ける。
いくつかの項目についてチェックを行い、感想を記入する。
安全管理のために多くのチェック項目があることに驚いた。
そして、現場でのあいさつは「ご安全に」だ。
私は、使い慣れないあいさつ「ご安全に」と言って現場を去った。
息子はとても恥ずかしそうだった。
続いて、国道拡幅の現場に向かった。
イメージとは違って、
とてもクリーンで花が飾ってあったりと
職場環境改善の努力を感じた。

感想は何と言っても、
働く我が子の姿に安堵。
育てていただいている会社のみなさんに感謝した。
加えて、このような取り組みに感心した。
そして、我ながら親ばかぶりを痛感した。
その後、社長をはじめ管理職の方々と、
息子を含めた社員のみなさんとの昼食会と報告会。
会社が経営する温泉の入浴券をいただき解散した。
今年の初めての試みだそうだ。
参加して、こちらもいろいろ勉強になった。
私自身、支社でたくさんの若い社員を預かる上で、
今後の参考にしたいと思った一日だった。

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