旗日(はたび) 筆者:羽根田 ひとみ 更新日: 2019年5月8日
ゴールデンウイーク10連休、
国民の祝日が続いた。
幼いころ祖母から「今日は旗日だから旗上げてこい」と言われ
仏様の引き出しから(仏壇の引き出し)3セットをもって外へ
白黒の棒二本をつなぎ合わせ、
金の玉を先につけ、日の丸の旗を縛り玄関先の旗立てに取り付けるのが
昭和の旗日の朝の風景だった。
(ちなみに日の丸の旗は、赤色でなく紅色だそうだ。
お祝いの意味があるという。
そういえば、紅白歌合戦も赤でなく紅だ)
いまどきでないと思っていたが、
新年号となり、日本中が大盛り上がる。
たくさんの人々が皇居で日の丸の旗を振っている光景。
その中には若い人も大勢いた。
ラインでも令和スタンプ。
平成の思い出を語ったりしている姿に
「時代は変わっても、変わらないのだなあ」と思った。
国民の祝日を一緒に祝える一体感を味わえた気がした。
来年は東京オリンピック、
日の丸の旗を手に日本中が盛り上がるのだろうと思った。
(ライセンスアカデミー 仙台支社 羽根田ひとみ)