3月の職員室 更新日: 2018年4月10日
3月に入り、まだ寒暖の差はあるものの、春らしい陽気になってまいりましたが、諸先生方におかれましては年度末の慌しい日々をお過ごしのことと思います。
先日、卒業式が行われました。学年主任として3年間にわたって生徒たちの成長を見守れたことは、本当に良い経験となり、3年間通して指導できたことは、まさに教師冥利に尽きるものです。
卒業式と言えば、校長の挨拶・・・いえいえ、何といっても答辞です(校長スイマセン)。 体育館で何度か答辞の練習をしている様子でしたが、私は覗き見をしないで当日まで楽しみにしていました。
「冬の寒さが和らぎ、春の兆しが感じられる今日の良き日に・・・」
始まりました。ゆっくりと落ち着いたトーン。
「グラウンドから聞こえる運動部の掛け声、授業終了前そわそわしだす教室、早く帰りたいと思った放課後の小テスト・・・そんなささやかな毎日の積み重ねが本当に幸せなことだったと今感じています」
学年団全員一致で選ばれた生徒は、まさにグッジョブです。拳を握り小さくガッツポーズ。卒業生の退場時にはみんなとハイタッチができ、本当に幸せな2時間でした。
私もだんだん卒業が近くなり、卒業生を出すのもあと1回かなあ? 次は担任として卒業生を出したいものです。先生方、1年間私の拙いコラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。今回で本コラムは最終回とさせていただきます。
最後になりますが、間違いなく全国の高校では、本来の教員としての仕事に加え、2020年に向けて仕事が山積し、多忙を極めることになると思います。ですが、生徒一人一人の進路達成を第一に考え、頑張ってまいりましょう。どうぞお体に気をつけてお過ごしください。