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新テストの方向性

文部科学省では、高校生を対象とする
2種類の新しいテストの方向性を打ち出しました。
いずれも、現在、中学1年生からを対象とするものです。
現時点では下記概要が公表されており、
今後、詳細を検討していくことになります。

○高等学校基礎学力テスト(仮称)
生徒自らの基礎的な学習の達成度を客観的に把握し、
学習意欲の喚起、学生の改善を図ることを目的とする。
2019年度から開始。
夏~秋の時期を基本に、高校2、3年を対象に年2回実施。
対象教科は、国語、数学、英語で、
具体的には「国語総合」「数学Ⅰ」「コミュニケーション英語Ⅰ」を上限とする。
生徒の希望に基づく参加を基本。
コンピュータを用いた試験で、解答方法は正誤式や多肢選択式が中心。
10段階以上の多段階で評価。
結果は、教育施策の改善に活用するほか、
推薦・AO入試における基礎学力を把握にも利用(2年生時の結果は利用しない)。

○大学入学希望者学力評価テスト(仮称)
大学入学希望者が大学教育を受けるために必要な能力の把握を目的とする。
2020年度から開始。
年複数回実施で、高校3年が対象。
試験の科目数は、大学入試センター試験よりも減る。
英語はライティング、スピーキングを含む4技能の評価を重視。
コンピュータを用いた試験で、
多肢選択式問題のほか、
短文記述式や「選択式でより深い思考力を問う問題」などの導入を目指す。
多段階で評価。
各大学のアドミッション・ポリシーに基づき活用する。

文科省が発表した詳細は、
以下のPDFファイルから見ることができます。

(原典)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2015/06/22/1359126_05.pdf
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2015/06/22/1359126_06_1.pdf

高等学校基礎学力テスト.pdf

大学入学希望者学力評価テスト.pdf

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