ついて来い! 超えて行け!! 筆者:羽根田 ひとみ 更新日: 2018年8月30日
先週、息子が県内のある企業に内定した。
息子からの連絡の前に、
先生から電話が入った。
気にかけて頂いてくれたことがありがたい。
息子が帰って来て、
改めて報告と、発表の瞬間のエピソードを聞く。
ざわついていた教室は、
彼が先生に呼ばれるとシーンと静まり、
そして、彼が振り向きガッツポーズすると
「おー、わー」と歓声が上がった、
と嬉しそうに教えてくれた。
また、先生方から受けた指導の数々も話してくれた。
決して優秀ではない我が子に対して、
愛情あふれるご指導を頂いた担任の先生、
科の先生、進路指導部の先生方には
心から感謝している。
就職が決まり、巣立つのだと思うと
一つ仕事をやり終えた気がした。
まだ巣立たないのは娘二人。
体育大学2年の娘を誘ってプールに行った。
25メートル、クロール競争しようと言うと鼻で笑われたが勝った。
「じゃあ、ブレスト(平泳ぎ)」と悔しそうに娘からの挑戦。負けた。
今はブレスト強化に励んでいる(笑)。
高校1年の娘とは、夏頃からリビングでともに勉強をした。
小社の進路アドバイザー検定試験があったため、
私が教科書を広げているとそばに来るようになったのだ。
「寝ないでね」と、逆に注意受けながら・・・
やれと言ってもやらぬのに、一緒にやればついてくる。
会社でもかわいい後輩社員が多くいる。
中でもK君は、
私に追いつき超えることが目標だと抱負に掲げてくれる。
光栄だ。
同じ手帳を買い、使い方も真似している。
そんな彼らと現場で一緒に汗を流し働けることが嬉しい。
伴走をしているようで実に楽しい。
ついて来い! 超えて行け!!
彼らの成長を願い、
少しでもハードルを上げることが
今の私の務めなのだろう。