自己ベスト 筆者:羽根田 ひとみ 更新日: 2018年8月30日
今年は冷夏であったが、 
多くの熱戦に感動した。 
世界陸上、世界水泳、インターハイ、甲子園・・・ 
夏休みはテレビにかじりつきだった。 
(なぜか我が家のテレビの前にはメガホンがある) 
甲子園では、9回に多くのドラマがあり、 
毎回「何かある!」と、ドキドキしながら見ていた。 
最後まで諦めない選手の姿は、やはり文句なしに泣けるものだ。 
そして、スタンドで応援している仲間たち。 
私も地区大会までではあったが、 
メガホンをたたき、大声出してスタンドで応援したので、 
その姿はよりグッとくる。 
団体競技ばかりでなく、個人競技でもスタンドの応援は力になる。 
高校時代、私は競泳をしていた。 
レース前、スタンドからのメガホンと声援は、 
「勝ち負けよりも自己ベスト」を願うものであった。 
掛け声も「○○ベスト!」だった。 
本人もベストタイムが出ることが一番嬉しい。 
自己ベストが出るのは、そうした仲間のおかげだと考えている。 
もうすぐ、高校生の就職試験が始まる。 
誰かと比べることなく、 
それぞれが、全力で挑めるような環境(クラス)作りが、 
大事なのではないだろうか。




