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PTA球技大会 筆者:羽根田 ひとみ

先週は声がガラガラでした。
皆さんから「風邪をひいたのですか」と声をかけられほど、
ご心配をかけてしまいました。
声が出なかったのは
PTAの球技大会で力を尽くしたからでした。
毎年、学校対抗の球技大会があり、
各校(小学校、中学校)の代表選手が本気で戦うのです。
種目はバレーボールです。

みな、大人気なく
「ガチ」勝ちにこだわって戦うのがおもしろいところ。
そのため、練習は週2~3回も行い、
部活動並みにきっちりそろって、
ランニング、体操から始めます。
大会に向けて、これまた、相手チームを意識して作戦を練ります。
私は12年目(今年で最後でした)なので、
若干ひいてしまうこともありましたが、
若いお母さんたちの熱意を無駄にしないよう心がけました。

大会当日は感動すら感じました。
それは、いい言葉が飛び交っていたからです。
「ナイスレシーブ、ナイストス、ナイスキー、ナイスジャッチ」
全てが「ナイス」なのです。
ダメ出しは一切ありません。
もちろん「ドンマイ」と励ましあい、
場面によっては「我慢、我慢ここはガマンだよ」の声が上がります。
改めて人を頑張らせるには、
褒めることと励ますことが大切だと感じました。

試合結果は決勝戦フルセットジュース。
残念ながら負けてしまいましたが、
(泣き出すお母さんもいました)
懇親会では先生方も含め大いに盛り上がりました。
親同士、そして先生方と絆が深められた貴重な機会でした。

そして、もう一つ嬉しかったことが。
応援に来た娘から
「我慢、我慢して、よく年甲斐もなく頑張ったね。
マッサージしてあげるから」
とねぎらいの声をかけられました。
声をつぶすほど頑張った甲斐がありました。

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