進路ナビニュース

わかりやすく教える 筆者:羽根田 ひとみ

新年度が始まり1ヶ月少し。
新入社員、新入生に対して、
「なぜこんなことがわからないのだろう」
と思う場面があったと思います。
仕方がないのです。教わっていなかったのですから。

もちろん、気の利く子もいます。
提出物を出席番号順に並べて、何番が出ていないかまでメモを置く。
その子は、以前、なぜそうした方が良いか、
理由も含めて教わってきたのです。
なぜ必要なのか、明確にわかりやすく教える。
同じことでも嫌な顔をせず繰り返し教える。

明確な指示をされる先生方がいらっしゃいます。
「整列、こっちに並べ」ではなく、
「ステージに向かって右から1組・2組・・・。
各組2列。先頭黄色い線で並べ」
こういう例は見習いたいものです。

マナー指導が多い時期でもあります。
挨拶は顔を見て、元気な声で笑顔で誰にでもする。
掃除は角を丸く掃かない。
いらない紙はたたんで捨てる。
靴は揃える。
本来は家庭で身に付けることですが、
それは社会においても大事であると
保護者講演で話してきました。

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、
褒めてやらねば、人は育たぬ」
わかりやすく教える努力していこうと思っています。

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