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PTA役員選出 筆者:羽根田 ひとみ

「お母さん、断トツで1番だってよ。先生がまた電話するって」
帰るなり中2になる娘がうれしいそうに言ってきた。
PTA役員の依頼だ。
また大変になると思ったが、
「まなみが人気あるからだね。じゃ、また引き受けよう」と
先生の電話に快く応えた。
我が子のクラスの選出方法は、
クラスの生徒名簿に、親達がマルをつけるのだ。
先生方も苦労のうえ考えたことであろう。

別の例。
高校のオリエンテーションの提出物の中に
小中学時役員記録を書く物があった。
それを参考に、先生方は依頼の電話をかけてくるようだ。
本当にお疲れ様です。

さて、私は、基本、役員の依頼を断らない。
なぜなら、我が子がお世話になっているのだから協力したいからだ。
また、いいことずくめだ。
まず、会議の後や懇親会等で先生方は、気を使って子供を褒めるものだ。
その話を、家で子供に伝えれば、
先生方に対して子供は良い印象を持つ。

また、役員の方々との友情を築くことができる。
子供はそういった大人の姿をみていると
自らも生徒会や部活動の役員になることを嫌がらず、
学校行事にも積極的に参加しているようだ。
そしてそこでたくさんのことを学ぶ。
まさしく、社会人基礎力を身につけさせられる、よいきっかけだと思う。

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