得意なことと好きなこと(2) 筆者:羽根田 ひとみ 更新日: 2018年8月30日
蔵王高校で、進路ガイダンスとミニライブが行われた。
同校の三沢先生の想いを生徒に伝える行事だ。
第1部は、大学、専門学校の先生に、
将来なりたい自分を見つけられるという内容で、
お話しをお願いした。
進路ガイダンスとミニライブの組み合わせは
一見関係がなさそうだが、将来のことを考えることと
先生方が参加する(実は私も)ミニライブで人間には
いろいろな側面があることを理解してもらえる。
どちらも大切だ。
第2部のミニライブでは、生徒たちに
「三沢先生が詩や童話書いてるって知ってた?」と聞くと、
「えー、すごい。マジ~。知らなかった。」
「どんなのー?」とすごい反響だった。
「ベースを構えた音楽の門脇先生が、
数学の先生だったって知ってた?」と聞くと、
「えー、いがいー」と、こちらもすごい反響だった。
そして、私が驚いたのは
その生徒の後ろにスマホで動画を撮っている
1部でお帰りになるはずの大学や専門学校の先生の姿。
廊下には他学年の先生方。
三沢先生が描いた温かな想い(ストーリー)が
みんなに伝わった瞬間だった。