進路ナビニュース

得意なことと好きなこと(1) 筆者:羽根田 ひとみ

宮城県の蔵王高校を訪ねた。
2学年進路を担当する三沢先生は国語の先生。
「書くこと」の面白さで話が盛り上がった。

先生は今でも童話や詩を書いているそうだ。
私も「自称シンガーソングライター」で
いろいろな歌を作り施設などで
弾き語りライブをしていることを話すと、
より一層話が展開し、
高校内で弾き語りを依頼された。

その話をしていたのは進路室だった。
なんと進路部長が音楽の先生で、
一緒にセッションすることになった。
その門脇先生はもともと数学の先生で
8年ほど数学を教えていたが、
学生時代は吹奏楽部だったこともあり音楽が好きだ。

「数学が得意だったから数学の教師になりましたが、
それ以上に音楽が好きで音楽の教師になってもう20年です」
と教えていただいた。
そして、後日、合奏することになった。

私は恥ずかしながら、譜面が読めず書けない。
自分の書いた詩の上にコードをふっているだけだ。
しかし、ベースを演奏する門脇先生は、
一発で完璧に合わせた。流石だ。
とても楽しい時間だった。やっぱり音楽はいい。
先生は仙台のジャズフェスに毎年参加していることもあり、
いろんなところから呼ばれるという。
先日は餃子屋で演奏したそうだ。

私が高校で弾き語りを披露するまで、あと少し。
生徒に何かが伝わるような時間にしたい。

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