得意なことと好きなこと(1) 筆者:羽根田 ひとみ 更新日: 2018年8月30日
宮城県の蔵王高校を訪ねた。
2学年進路を担当する三沢先生は国語の先生。
「書くこと」の面白さで話が盛り上がった。
先生は今でも童話や詩を書いているそうだ。
私も「自称シンガーソングライター」で
いろいろな歌を作り施設などで
弾き語りライブをしていることを話すと、
より一層話が展開し、
高校内で弾き語りを依頼された。
その話をしていたのは進路室だった。
なんと進路部長が音楽の先生で、
一緒にセッションすることになった。
その門脇先生はもともと数学の先生で
8年ほど数学を教えていたが、
学生時代は吹奏楽部だったこともあり音楽が好きだ。
「数学が得意だったから数学の教師になりましたが、
それ以上に音楽が好きで音楽の教師になってもう20年です」
と教えていただいた。
そして、後日、合奏することになった。
私は恥ずかしながら、譜面が読めず書けない。
自分の書いた詩の上にコードをふっているだけだ。
しかし、ベースを演奏する門脇先生は、
一発で完璧に合わせた。流石だ。
とても楽しい時間だった。やっぱり音楽はいい。
先生は仙台のジャズフェスに毎年参加していることもあり、
いろんなところから呼ばれるという。
先日は餃子屋で演奏したそうだ。
私が高校で弾き語りを披露するまで、あと少し。
生徒に何かが伝わるような時間にしたい。