抱負 筆者:羽根田 ひとみ 更新日: 2018年8月30日
新年の抱負。
職場や学校、いろいろな場面で言う時がある。
たいがいは、仕事を頑張る、勉強を頑張るなど。
意外に多いのがダイエット(ひそかに私も、、、笑)。
けれど、忘れてしまうケースが多い。
ある家族はお正月に親戚中が集まり、
抱負をプレゼンし、
優勝者は大人が「協賛」したお年玉をゲットする
(もちろん別にそれぞれのお年玉は用意してある)。
きっかけは病気のおじいちゃん、
おばあちゃんに笑ってもらうための企画で、
仮装する者、腹踊りする者、漫才する者もいた。
祖父母が他界した後もその催しは続けた。
今年の審査員は甥の婚約者、
昨年は姪の夫、
新しく家族はどんどん増えてゆく。
プレゼンにはそれぞれ個性がある。
作文を読み上げる小学生、手作りの服で踊る中学生、
フリップと流行語を使って表現する高校生、
iPadを使う大学生、ギターで弾き語りなどなど、、、
もちろん大人も本気で参加。
今年は英語でプレゼンをした中学1年の女の子が優勝した。
彼女は昨年の暮れまで「あのノリにはついていけない」と言っていたが、
秘かに冬休み前から中学校の先生に訳を指導してもらい
何度も練習していたそうだ(付き合ってくれた先生は素敵だ)。
これだけ考え、工夫と練習をしたものだから、
きっと彼らは自分の抱負を忘れないだろう。
少なくとも今年1年は自分の掲げた目標に向かって頑張ってくれると思う。