進路ナビニュース

抱負 筆者:羽根田 ひとみ

新年の抱負。
職場や学校、いろいろな場面で言う時がある。

たいがいは、仕事を頑張る、勉強を頑張るなど。
意外に多いのがダイエット(ひそかに私も、、、笑)。
けれど、忘れてしまうケースが多い。

ある家族はお正月に親戚中が集まり、
抱負をプレゼンし、
優勝者は大人が「協賛」したお年玉をゲットする
(もちろん別にそれぞれのお年玉は用意してある)。

きっかけは病気のおじいちゃん、
おばあちゃんに笑ってもらうための企画で、
仮装する者、腹踊りする者、漫才する者もいた。
祖父母が他界した後もその催しは続けた。

今年の審査員は甥の婚約者、
昨年は姪の夫、
新しく家族はどんどん増えてゆく。

プレゼンにはそれぞれ個性がある。
作文を読み上げる小学生、手作りの服で踊る中学生、
フリップと流行語を使って表現する高校生、
iPadを使う大学生、ギターで弾き語りなどなど、、、
もちろん大人も本気で参加。

今年は英語でプレゼンをした中学1年の女の子が優勝した。
彼女は昨年の暮れまで「あのノリにはついていけない」と言っていたが、
秘かに冬休み前から中学校の先生に訳を指導してもらい
何度も練習していたそうだ(付き合ってくれた先生は素敵だ)。

これだけ考え、工夫と練習をしたものだから、
きっと彼らは自分の抱負を忘れないだろう。
少なくとも今年1年は自分の掲げた目標に向かって頑張ってくれると思う。

TOP