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地域の(和)コミュニティー 筆者:羽根田 ひとみ

今年、町で女性消防団が発足したのを機に、
女性消防団に登録した。

はじめは、お正月の出初め式だけのはずだったが、
検閲式、避難訓練、消防訓練へと駆り出された。
検閲式では、「休め、キョウツケ、頭なか」の状態で、
話している人の方を見る。
消防訓練では一つ一つ確実な報告。
とても勉強になった。
そしてホースをかついでダッシュで走る。
しばらく筋肉痛が続いた。

避難訓練では、
町の人たちの交流があった。
「石原軍団」なみの炊き出しで、
鍋を囲み町の人たちの会話がある。
消防車に乗り、マイクで語りかける。
幼い頃お世話になった人たちの家を尋ねる。

先日の長野県北部の地震の時、
死者がいなかったのは
誰がどこに住んでいるかがわかっていたからだと聞く。
そして、家族構成も・・・
まさしくコミュニティー力だ。

教育では、よく、地域との連携が重要だと言われている。
正直、私の勤務先地域では難しいところがある。
しかし、せめて、
自分が住んでいる地域の行事に参加し、
我が家の前を通り過ぎる生徒や、
近所でアルバイトしている学生に声をかけることで
少しは役立ちたいと思っている。

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