大学進学率が過去最高　文科省「学校基本調査（確定値）」更新日: 2021年12月24日

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文科省が公表した学校基本調査（確定値）によると、2021年度の大学進学率は54.9％で過去最高だったことが分かった（前年度比0.5ポイント増）。短期大学と専門学校を含む高等教育機関への進学率は83.8％で、こちらも過去最高だった（同0.3ポイント増）。

高等教育機関の種類別では、大学（学部）への進学率は54.9％（同0.5ポイント増）、短期大学（本科）は4.0％（同0.2ポイント減）、専門学校は24.0％（前年度比変わらず）だった。数値は各高等教育機関への入学者数を18歳人口で割って算出。

文科省は大学進学率が上昇していることについて、コロナ禍で雇用環境の見通しが不透明なことを理由に、就職から進学を選択した生徒が一定数いること、高等教育の修学支援制度によって学ぶ機会を確保できた生徒がいたことを挙げている。