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【厚労省】高校新卒者就職内定状況(9月末現在)

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11月12日、厚生労働省より9月末現在の「高校新卒者の就職内定状況」が発表された。
全国の主な動向としては以下の通りである。

●求職者数:約13万8千人で、同9.2%の減少
●求人数:約36万9千人で、同0.3%の減少
●求人倍率:2.66倍で、前年10月差0.23ポイントの上昇
●就職内定率:62.0%で、前年10月差2.2ポイントの低下
●就職内定者数:約8万6千人で、前年10月比12.4%の減少

求職者数については9.2%の減少だった。前年は10.1%減だったため、2年連続で大幅に減少することとなった。
厚労省はコロナ禍での経済への不安が影響し、進学に切り替えた生徒が多いのではないかと分析している。

9月末現在の求人数は約36万9000人で、前年比で0.3%減った。業種別では「電子部品・デバイス・電子回路製造業」(26.4%増)の増加が目立つ。一方、コロナの影響を大きく受けた「宿泊業、飲食サービス業」(10.0%減)や「卸売業、小売業」(7.2%減)は大きく減少する結果となった。

求職者は大幅に減少したものの求人数は微減だったため、求人倍率2.66倍と0.23ポイント増だった。内定率は2.2ポイント減の62.0%。

前年の令和3年3月の新卒者は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、
就職に関する選考・内定開始期日などの変更があったことを踏まえて、調査時点を10月末に変更して取りまとめている。
このため、前年10月比(差)は参考値。

高校新卒者就職内定状況.pdf

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