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【独自調査】新規高卒就職に関するアンケート 調査結果 Vol.6

高校生のための進路ナビニュース

株式会社ライセンスアカデミーでは全国の高等学校を対象に、新規高卒就職に関するアンケート調査を実施しました。結果をシリーズで紹介していきます。

Q.求人票の見方について指導する際、どの部分に最も着目するように指導していますか

求人票は企業の絞り込みや応募にあたり基本的かつ重要な情報になるため、すべてをきちんとチェックする必要はある。そのなかでも、「仕事の情報」が71.6%、「労働条件等」が62.8%と、多くの回答を集めた。「仕事の情報」には雇用形態や仕事の内容が、「労働条件」には福利厚生・加入保険や賃金、休日、残業などに関する情報が掲載される。

詳細項目では、「離職者数」「育休」「備考欄」などのほかにも、幅広い項目が挙げられた。生徒の目がいきやすい箇所だけではなく、すみずみまでチェックするよう指導していることがわかる。

しかし、求人票に記載できる情報量は限られている。それだけで企業のことを深く把握することは、生徒はもちろん、教員にもできない。そのため、企業は情報提供の仕方について工夫する必要があるだろう。

学校訪問で直接説明する機会を確保することにくわえ、デジタルネイティブと言われる高校生世代に向けては動画やSNSの活用も有効な手段になり得るかもしれない。ただ、いずれも独りよがりの説明ではなく、教員や高校生に届けることを意識したものでありたい。

アンケート結果の完全版は以下からご覧いただけます。
「新規高卒就職に関するアンケート調査」

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