進路ナビニュース

【独自調査】Withコロナ時代の進路指導と進路選択に関するアンケート 調査結果 Vol.13

高校生のための進路ナビニュース

Q.進路ガイダンスや学校見学会での上級学校の説明で、とくに求めるものは何ですか。(上位5つまで)

「入試の概要」(55.7%)や「入試問題や対策について」(55.6%)など、入試に関する説明を求める声が多かった。大学入試改革において、入試が多様化かつ複雑化しつつあるからだと考えられる。また、「学部・学科・コース」(54.6%)にくわえて、「具体的な研究内容」(43.7%)を求める声が多かった理由は、進路ガイダンスに各学校を比較検討する目的があるからだと推測できる。学校ホームページやパンフレットなどで調べれば分かる「立地・交通・周辺環境(5.8%)」や「部活やサークル(1.3%)」など、基本情報の説明を求める声は少なかった。

入試の概要はパンフレット等にも記載されている。しかし、入試が複雑化するなかで、細かなポイントや対策など、口頭で伝えたほうがよい情報もあるだろう。学部・学科・コース、就職先、研究内容などはそれぞれの大学の特徴がよく表れる項目である。よって、生徒が各学校を比較検討したうえで進路選択できるように、大学や専門学校には他校とのちがいに基づいた各教育機関の特徴を説明することが求められる。

ところが、各教育機関の特徴が表れるとともに、とくに総合型選抜や推薦型選抜において理解しておくべき「アドミッションポリシー」についての説明を求める声は予想に反して少なかった。AIやIoTなどの技術革新による社会変革が注目されるなか、仕事・業界の今後の展望の割合が少ないのも同様である。

アンケート結果の完全版は以下からご覧いただけます。
参考:【高校教員対象】Withコロナ時代の進路指導と進路選択に関するアンケート調査結果(完全版)

TOP