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高校生が起業 フルーツ大福屋『凜々堂 経堂店』OPEN

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6月19日(土)、東京都世田谷区経堂にフルーツ大福屋『凜々堂 経堂店』がオープンする。運営するのは株式会社Soffioneで、学生向けコミュニティスペースTomoshibiを本拠地として活動する。代表取締役は高校1年生の薄井華香さんだ。

彼女は石川県金沢市で青果の仲卸業を営む家庭に生まれ、幼い頃から仕事の様子を見てきたという。そこで彼女は、皮にわずかな傷があるだけで廃棄される果物がある一方、世の中には食べるのに困っている人がいる現実に疑問をもつ。幼い頃から抱いてきた思いが起業を決意させた。

高校1年生で起業した彼女であっても、自分は特別な存在ではないと語る。

「私は勉強も運動も特別できるわけではなく、これといった特技もありませんでした。何一つ取り柄のない自分自身が嫌でした。周りからバカにされることもありました。そんな自分を変えたいと強く思い、自分の力で何かをやり遂げる、周りがまだ取り組んでいないことに誰よりも先に取り組む、という思いで起業にいたりました。まずは来ていただくお客様に“美味しかったよ”の一言をもらえるように頑張ります」

社名の由来も彼女らしい。
「Soffione」はイタリア語で「たんぽぽ」。決して珍しい花ではないが、1mほどの根を張る植物。たんぽぽのようにしっかりとした芯をもち、たくさんの人に信頼される会社を目指したい。たんぽぽの綿毛が風に乗って広がり花を咲かすように、多くの人に幸せを運びたい。そんな思いが込められている。

これから、店舗運営を通してフードロスの取り組みを消費者に伝え、課題解決への貢献を目指す。

<金沢フルーツ大福 凜々堂について>
全国8店舗に展開し、経堂店は9店舗目となる。代表である株式会社Soffioneがフランチャイジーとして運営する。全国から選りすぐったフルーツを、品のある甘さがこだわりの白餡と柔らかくほど良いコシをもつお餅で包み込んだ大福を販売する。オンラインストアも展開中。

金沢フルーツ大福 凛々堂

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