【進路コラム】<最終回>「私の好きな言葉・座右の銘(その17)」筆者・城所卓雄 更新日: 2021年5月7日
高校生のための進路ナビニュース
これまで15の事例について、
筆者の体験談を交えて紹介しました。
筆者が特にアピールしたい点は、次の通りです。
・どんなに小さなこと・勉強・計画・実験などでも、
一度やり始めたらそれらに対し真剣に対応し、
途中うまくいかない場合があっても、
諦めずに方法・方針を変えてみたりして冷静に対応すること。
・うまくいき始めたら、
さらに継続的に全力・集中的に対応し、
完全なる完成・完了を目指すこと。
決してやってほしくない対応・方法は、
「……ながら」です。
・学習・勉強のみならず、
スポーツの練習などに共通することがあります。
普通のレベルの学習・練習を続けていくと、
その成果・結果は、普通レベル以下となってしまうので、
絶えず同僚・学友の学習・勉強振りをチェックすると同時に、
スポーツ選手などは同僚の練習振りをチェックすること。
そして最終目標は、まずクラスで1番(クラブで1番)、
ついで学年で1番、
全校・全大学で1番を目指し、実現することです。
「思い立ったが吉日」「継続は力なり」
「失敗は成功のもと」「早起きは三文の徳」
などの格言・諺が思い浮かびます。
特に、実業家・発明家・技術者だった
トーマス・エジソンの言葉、
「天才は1%のひらめきと99%の努力である。
(Genius is 1 percent inspiration and
99 percent perspiration.)」を学習したことは、
いまもって忘れることができません。
以上で、「私の好きな言葉、座右の銘」を終了します。
【プロフィール】
1969年、外務省入省、
在サンクトペテルブルク総領事を経て、
駐モンゴル大使を最後に、2011年11月外務省を退職。
東大の非常勤講師、名大の参与・客員教授・特任教授を経て、
現在、名大の非常勤講師。
モンゴル国立大学より
名誉経済博士号および名誉外交学博士号を授与、
モンゴル国立教育大学ならびに同医科大学より名誉教授、
同科学技術大学より顧問教授などの称号を授与。
2012年より、ライセンスアカデミーの学術顧問。
2020年、外交功労賞として瑞宝中綬章を受章。