仙台城南高等学校生徒技能五輪全国大会出場へ 更新日: 2020年11月12日
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仙台城南高(仙台市太白区)の3年渡辺雄大さん(18)=宮城県塩釜市=は、名古屋市で13~16日に開かれる「技能五輪全国大会」の情報ネットワーク施工職種に、高校生で唯一出場する。同校からの出場は4年連続。渡辺さんは「強豪ぞろい。まずは練習の成果を発揮したい」と話し、上位入賞を目指す。
同職種には23歳以下の24人が出場。ビル内部での作業を想定したブースで、LANケーブルや光ファイバーケーブルの配線接続、不具合の修理調整など6課題で速さと正確さを競う。
指導する奥田昌史教諭(44)は「高校生にとってはハードルが高く、かなり難しい大会。練習してきたことを本番でも発揮してほしい」とエールを送る。
予選に当たる「学生枠」(上位3人)の選考会は、新型コロナウイルスの影響で2カ月延期された6月、作業の録画映像を審査する形で開催。渡辺さんは2位に入賞した。
「過去に出場した先輩たちの成績に恥じない結果を残し、後輩にしっかりと引き継げるように精いっぱい頑張りたい」と闘志を燃やす。