東北学院中・高が共学化 22年4月、宮城の男子校消える 更新日: 2020年10月25日
高校生のための進路ナビニュース
学校法人東北学院は22日、東北学院中・高(仙台市宮城野区小鶴)を2022年4月に共学化すると発表した。同校は宮城県内唯一の男子校。共学化に伴う学校改革の詳細は、24日の記者会見で説明する。
東北学院中・高は約130年の歴史があり、4万7000人を超える卒業生がいる。校舎の老朽化や敷地の狭さを理由に05年、青葉区一番町から現在地に移転。新校舎には将来の共学化を見据え、女性用トイレを設けた。
同法人が運営する東北学院榴ケ岡高(泉区)は1995年度に共学化された。
県内の私立高で男女別学は宮城学院、聖ドミニコ学院(青葉区)仙台白百合学園(泉区)=ともに女子校=。県立高は2010年度までに全て共学校に移行した。