■東海工業専門学校金山校が株式会社スペースと産学連携プロジェクト更新日: 2020年10月11日

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　株式会社スペース（本社東京・中央区）と東海工業専門学校金山校(名古屋市)は、本年3月から6月にかけて行われた金山総合駅北口の複合商業施設「アスナル金山」のリニューアルにおいて、1～2階にある共用部スロープの空間演出を産学連携プロジェクトとして取り組んだ。
　名古屋駅と並ぶ愛知県の交通拠点である金山総合駅北口に位置するのに相応しく、賑わいの中心の場として多くの市民に親しまれているアスナル金山では、昨年から大規模なリニューアルプロジェクトが始動し、この企画・設計・施工を、商業施設をはじめ、多様な空間づくりを行うスペース社が担当して来た。
　同社は、地元でデザインを学び、同駅を日常的に利用する東海工業専門学校金山校の学生をパートナーとして、意見交換やプレゼンテーションを経てプロジェクトを進行。プロジェクトに参加した学生は、コンペティション形式でのプレゼンテーションやクライアントも含む進捗確認等により、仕事の現場をリアルに体験する貴重な機会を得た。「2030年の金山に向けて」という演出テーマのもと、誰もが楽しく親しみやすいアート体感空間へと昇華する経験を重ねた同校の学生たちのさらなる飛躍に期待が集まる。