早稲田大学山口教授ら 世界初 エステルダンス反応の開発 更新日: 2020年7月10日
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ベンゼン環のエステルを触媒の力で異性化する世界初・エステルダンス反応の開発 独自の金属触媒で実現
早稲田大学理工学術院の山口潤一郎(やまぐちじゅんいちろう)教授らの研究グループは、独自で開発した脱一酸化炭素金属触媒を用いて、芳香族エステルのエステル部位を芳香環上で異性化させる「エステルダンス反応」の開発に世界で初めて成功しました。本研究成果は、アメリカ科学振興協会誌『Science Advances』に2020年7月8日(米国東部標準時:夏時間EDT)に掲載された。