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保育者を目指す学生を支援 九州女子短期大学が二つの経済的支援制度を新設

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 九州女子短期大学(北九州市)は、令和3年度の子ども健康学科の入試において、「特待生制度(保育者養成支援)」と「地域貢献支援入学金免除制度」という二つの新制度の導入を決定し、注目を集めている。
 「特待生制度(保育者養成支援)」は、同学科の幼稚園教諭養成課程に進学し、幼稚園教諭・保育士を目指す受験生が対象。A特待とB特待の二種類があり、A特待は授業料全額免除、B特待は授業料半額免除を受けることができる。どちらも定員は10人で、学業成績などの条件はあるものの最長2年間にわたり免除を受けることが可能だ。特待生選抜説明会への参加後、10月10日に実施予定の特待生選抜(保育者養成支援)入試を受験する。
 「地域貢献入学金免除制度」は、15人程度を対象に入学金が全額免除される。対象となるのは、高校3年間での出席状況が良好で、卒業後に北九州市での就職を希望する受験生。同短大が所在する北九州市の発展に貢献し得る幼稚園教諭や保育士、養護教諭の育成を目的とする奨学制度だ。
 いずれの制度も将来、教育者としての活躍を志す意欲ある受験生を応援するものとなっている。詳細は同大に確認のこと。

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