大学編入・大学院入学 - 編入学ってなに?

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大学編入・大学院入学のススメ

編入学ってなに?

編入学は、大学卒業資格や高いレベルの資格取得といったキャリアアップが図れるのが特徴。進学後により高度な学問を学びたくなったり、進路変更を望むようになった場合に有効な進路です。

編入学年

編入学には、2年次編入、3年次編入、4年次編入がありますが、多くは3年次編入となります。修業年限が2年+2年の計4年となることが多いため、学費面で見ても、通常の4年制大学卒業者と比べて、編入学の際の入学金が余分にかかるだけで済みます。
(一般的には、編入学試験の受験資格として、2年次編入では30単位前後、3年次編入では60単位前後の単位取得見込みが必要とされます。)

2年次編入は、大学1年以上修了や見込み者を対象としています。ただし、各大学の出願条件をみると、短大生が1年以上修了や見込みで受験できる大学は20校もありません。

編入学年_図

また、

・3年次編入と同じ出願条件で2年次編入のみを実施する大学
・同じ系統の学科出身者を3年次、違う系統の学科出身者を2年次編入にしている大学

もありますので、出願条件をよく検討する必要があります。

なお、単位認定で編入年次が決定される場合、受験する前の書類審査で決定する大学はよいのですが、入学後の単位認定で編入学年を決定する大学では、編入学後の学年が、2年次になるのか3年次になるのか、入学してみないとわからないということがあります。
3年次編入の場合、3年次・4年次の2年間で卒業必要単位を取らなければならず、3年次秋から就職活動も始まるため、とにかく忙しくなります。
できることならば、時間に余裕が取れる2年次編入が望ましいのですが、2年次編入を実施している大学は極めて少ないため、多くの人は3年次編入を選択することになります。

「自力進学」メモ

奨学金:
日本学生支援機構の第一種(無利息)、第二種(利息付。年利3%を上限とする)の奨学金を利用できます。編入学前に、短期大学等で同奨学金の貸与を受けていた場合、卒業または修了後1年以内であれば、貸与を受けていた奨学金の種別に関係なく、継続して第二種奨学金の貸与を受けられます。(第一種奨学金の継続貸与は不可。要再申込み)
教育ローン:
日本政策金融公庫が取扱っている「国の教育ローン(300万円以内。年利2.75% ※平成22年6月9日現在)」の新規・追加利用が可能です。

大学入試との違い

編入学試験は、すべての大学・学部・学科で実施されているわけではなく、その多くは欠員募集の一環として行われます。
募集学科や人数が年度によって大きく変わることも珍しくないため、大学入試以上に積極的な情報収集が欠かせません。

入試科目に専門科目が含まれることも編入学試験の特徴です。
大学で学ぶ分野の内容が出題されます。理系の一部の大学では、高校レベルの数学や物理の問題が出題されますが、難関大学では、大学レベルの数学や物理の問題が出題されます。大学の3年次や2年次に入学するわけですので、1年次から大学で学んだ学生と同等の学力が必要とされるのです。

編入学試験では、多くの時間を受験勉強に費やせた大学入試とは異なり、大学や短大などで、卒業に必要となる単位を取りつつ、受験勉強をしていく必要があります。短大や高等専門学校、専門学校の学生であれば、卒業課題をこなしていく必要もあるでしょう。
それだけに編入学試験では、大学入試以上に、強い意志と学習の計画性が必要とされます。

また、編入学試験の情報はあまり公表されていないのが実態ですので、インターネットや予備校を利用して、しっかりと情報収集を行う必要があります。

志願者動向

近年は短大生そのものが減少しており、短大からの編入学者数は減少している一方、4年制大学からの編入学者数は増加しています。
在籍中の大学から、より難易レベルが高い大学、自分の学習目標がかなえられる大学へ編入学する学生が増加しているようです。

また、専門学校、高等専門学校からの編入学者数は、ここ数年、一定の数で推移し、安定しています。
このような志願者層の変化に伴い、国公立大学や私立の有名大学の編入学試験は、難化傾向が強くなっています。
とはいえ、ここ数年の編入学の志願倍率(志願者数÷合格者数)は、国公立大学で3.5倍前後、私立大で2.5倍前後で推移しており、一般入試と比べると低い数値になっています。志願倍率から見る限りは、未だに一般入試よりも編入学入試のほうが合格しやすいと言えます。

一口メモ

転部・転科:
同一大学内で異なる学部・学科に移籍すること。2部(夜間部)から1部(昼間部)は転部。
転籍:
同一大学内で通信教育部から通学部へ移籍すること。大学によっては、転部・転科・転籍をまとめて内部編入と呼ぶことがあります。
学士編入:
学士の称号を持つ大学卒業者(見込みを含む)が対象。

大学編入について

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大学院入試について

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