須釜 隼人

レーサーが安心して乗れる
レーシングカーを作りたい

自動車整備士須釜 隼人さん
 関東工業自動車大学校一級自動車整備科を2011年度に卒業。在学中からドリフト部を立ち上げカーレースに参加。学生時代からアルバイトをしていたレーシングカーに強い(株)AJITO に入社。

 好きな人にはたまらない大人の遊び、カーレース。その整備に命をかける須釜さんに、お仕事の話や学生時代の話をうかがいました。

勤務先
(株)AJITO

レーシングカーを整備する会社で働く

 この会社では、レーシングカーを主に扱っており、サーキットを走る車のチューニングや整備がメインの仕事です。この職業に憧れたきっかけは、小学生の頃にテレビで見た“スーパーGT”というカーレース。レーサーはもちろんですが、ピットインした車を整備するメカニックの人たちを見て、「やってみたい!」と思ったのが始まりでした。

ミニバイクレース用のバイクも扱っています
ミニバイクレース用のバイクも扱っています

レーサーが安心して乗れる車を作ることが使命

 レーシングカーは、エンジンだけでなく、足回りもボディーも、すべてバランスが取れている車が速い。そして、何百キロというスピードで速さを競うレースで、ドライバーがどこまでアクセルを踏めるかは、やっぱり車に対する信頼と安心感が必須なんです。つまり、ドライバーが安心して乗れる車こそ、一番速いということなんだと思います。

自分達の力だけで耐久レースに参戦!

 一度は大学に入学したのですが、レースに参加したくて関東工業自動車大学校に入り直しました。そこで同じ夢を持った仲間数人と授業としてレースに出させてもらえないかと先生に何度も頼んだんです。「出てもいいけど、お前らで全部やれよ!」と言われて。そこでドリフト部を結成し、「K4-GP(軽自動車 富士10時間耐久レース)」という全国大会に出場しました。改造や整備だけでなく、スポンサー集めからメンバーのマネジメントなど、全て自分でやりましたね。

ドライバーの希望を全て理解できる整備士になりたい

 整備士になった今、大切にしていることは、ドライバーからの要望を完璧に理解すること。細かいニュアンスで感覚的な調整を頼まれたり、逆に細かいことは無視してひたすら「前に進みたい!」という希望もありますから。
 今の目標は、「優勝したい!」というドリフト部の後輩たちの強い思いを汲み取ったチューニングをすることです。自分を信じて頼ってくれる彼らのために、ベストを尽くしたいですね。

掲載日:2013-06-10

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