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夢を叶えるために入学した専門学校 あこがれだった自動車整備士に

池岡 将大   さん

 1992年三重県生まれ。三重県立名張高等学校卒業後、大阪自動車整備専門学校に入学。幼い頃から自動車が好きで、高校3年の春に進学を決意。専門学校に決めた理由は、学校内の進路ガイダンスがきっかけ。現在は、東海マツダ販売株式会社に内定し、2級自動車整備士の国家資格合格に向けて奮闘中。

 来年の春から「東海マツダ販売株式会社」で、自動車整備士として働く予定の池岡将大さん。夢を叶えることができたのは、大阪自動車整備専門学校の親身な指導があったからだという。  "あこがれ" を実現させた池岡さんに自動車整備士の仕事や母校の魅力についてお話してもらいました。

自動車整備の仕事は修理だけではない 販売や接客も仕事のひとつ

 私が就職する予定の「東海マツダ販売株式会社」は、マツダ株式会社が販売する車を中心に、車の整備や新車・中古車の販売などを業務としています。自社製品だけでなく、他メーカーの車を整備することもありますし、来店されたお客様に自社の新車や中古車を勧めることも仕事の一つです。
 入社して一年くらいは、整備士として現場の作業を覚えることが中心となるので、接客や販売については、研修などを通じて後々担当することになると思います。今はまだ学生ですから、整備士に必要な国家資格「2級自動車整備士」の資格取得に向けて、猛勉強をしています。

国家資格を持っていれば自動車整備士として名乗ることができる

 自動車整備士には3級と2級、1級があり、2級自動車整備士の資格は、ガソリン、ジーゼル、シャシ、2輪などの一般的な自動車の整備が可能なので、車検などを行っている整備工場や自動車のディーラーで仕事をするためには必要な資格です。2級自動車整備士の国家試験合格が、私の在籍する大阪自動車整備専門学校の最終目標となっています。私はすでに就職が決まっていますが、国家試験の実施は来年ですので、絶対に合格したいと思います。 学校のみんなで国家試験合格に向けて一緒に頑張っています。

アットホームな学習環境でみんなと同じ目標をめざす

 「自動車整備士になりたい」という共通の目標があるので学校全体に一体感があり、学生同士や先生方との交流も盛んです。授業は少人数で、マンツーマンで教わることができますので、わからないことがあっても、すぐに解決します。授業では実習に加え座学も多く、エンジンの回転率の計算などでは、数学の知識が必要です。私自身、高校時代は積極的に勉強をしてきたタイプではなかったので入学当初はとまどいましたが、先生方が補講の時間を設け、理解できるまで教えてくださったおかげで、分かるようになりました。
 就職活動に関しても親身に相談にのってもらったので、内定まではスムーズに進められました。就職担当の先生方にはとても感謝しています。

先生の勧めがあったからこそ運命の会社に巡り合えた

 就職活動を始める時期になって企業を調べていたのですが、初めのころはどこを受けるべきか迷っていました。学校独自の合同企業説明会の時に、就職担当の先生が東海マツダ販売株式会社を勧めてくださり、そこで話を聞いたのがきっかけです。採用担当の方からも「ぜひ受けてください」と声をかけてもらい、入社したいという気持ちが高まりました。それからは、就職担当の先生に就職試験のポイントや面接の練習をしてもらったりと、徹底的に個人指導をしてもらいました。先生からもらったアドバイスは「誰よりも大きな声で自己紹介しなさい」ということ。元気のあるところが評価され、内定をもらうことができたのだと思います。

車が好きという気持ちが大事 向き・不向きは関係ない

 この仕事は自動車が好きであれば、向き・不向きは関係ないと思います。もちろん勉強はとても大切なので、高校時代に電気や数学などの勉強をしておいた方が良いですが、学校に入学してからでも充分間に合います。大阪自動車整備専門学校は、先生方が気さくで、何でも相談できるところが魅力です。自動車好きの高校生にはぜひお勧めしたいと思います。

(掲載日:2013-06-10)

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