先生・先輩
先輩の声
課題を一つずつクリアにしたら、技術面も精神面も成長しました。
- 椙山佳子さん

文化服装学院を選んだ理由は?
大学では舞台美術を専攻していました。小さい頃からファッションが好きで独学で服をつくっていたこともあり、大道具や小道具だけでなく衣装も制作していました。卒業が近づくにつれて、もっと服づくりについて本格的に勉強したい気持ちが強くなり、親に懇願して服飾の専門学校に進む道へ。自分の条件に合う学校を探していたところ、文化の服装科がベストだと分かり入学を決めました。
この科を選んだ理由は?
大学卒なので短期間で学べることを優先していました。文化には一年制の学科もありますが、私のスキルでは短すぎると思い、二年制の服装科を選択。万が一、勉強がさらに必要となれば三年次への進学もできるという点にも魅力を感じました。
(掲載年度:2015年度)
常にクリエーションに触れられ、自分の感性を磨くことができます。
- 岩田真澄さん

文化服装学院を選んだ理由は?
伝統や実績などから文化に行くことは決めていたのですが、高校が進学校だったこともあり、先生からは大学進学をすすめられ迷っていました。でも文化の文化祭でファッションショーを見て、服のデザインや質の高さに感動し迷いは吹っ切れました。ここでデザインや技術的なことを学びたい!と強く思いました。
この科を選んだ理由は?
1年次のファッション工科基礎科から二年次に進む際にコース選択をするのですが、正直すごく迷いました。でも私の場合、寸法に関することなど、より技術面にフォーカスした服のつくり方ではなく、自分のつくりたいものを自由につくりたい気持ちのほうが大きかったのでアパレルデザイン科に進級しました。1年次はただ言われた通りの典型的なパターンしかつくれませんでしたが、二年次、三年次に進むにつれて様々なパターンを見たことで、自分の中の引き出しが増えて、クリエーション能力が上がったのは確かです。
(掲載年度:2015年度)
グッズ全般を学んだことでバッグづくりがもっと楽しくなりました。
- 丸山 一さん

文化服装学院を選んだ理由は?
高校生の時にここのサマーセミナーを受け、その時相談した先生の親切な対応が最大の決め手になりました。また、革漉き機など、他の学校ではなかなか見られない特殊な機械があったりと、充実した施設も選ぶポイントになりました。
この科を選んだ理由は?
小さい頃から布製のポーチや鞄をつくるのが好きで、高校ではデザイン専門の学科に通っていました。実はファッションには文化に入学するまで興味がなく服のこだわりはゼロ。寝巻きで出かけてもいいくらいなほどでした(笑)。でも鞄だけは凝っていましたし、次第に鞄職人になりたいと思うようになりました。だからバッグデザイン科は迷わず選びました。一年次のファッショングッズ基礎科で帽子もジュエリーもシューズも学んだことは大きかったです。靴や帽子のテクニックを鞄に応用してみようとか、彫金技術で鞄の付属をつくってみようとか、視野がすごく広がったのが分かります。ファッションや服を意識した鞄づくりという姿勢も文化に入ってから培われました。服装も気にかけるようになりました(笑)。もし他の鞄専門の学校に通っていたらそういうことは身につかなかったかもしれません。
(掲載年度:2015年度)
先生からのメッセージ
未来のファッションを作り出すのは、ここから羽ばたく皆さんです。
- 学院長 相原幸子先生

文化服装学院は、1923年にわが国初の服飾教育の学校として認可され、以来、服飾に関する専門知識・技術を教授研究し、服飾教育界・産業界に貢献するとともに、高度な技術と教養を備えた創造性豊かな人材を育成、30 万人以上の卒業生を送り出し、世界的なクリエーターを数多く輩出してきました。ファッションを目指す皆さんにとって、専門知識を有する教員、充実した施設、そしてファッションビジネスとクリエーションを融合できる環境での学びは、夢の実現へと導いてくれるはずです。
(掲載年度:2019年度)