在校中、みっちり練習した「基礎トレーニング」。これが、現在のギタープレイの土台になっています。授業はもちろん、何よりもこの学校での「かけがえのない人と出会えたこと」が僕の大きな財産になりました。学生時代、ギターを教えて頂いた先生と、音楽番組でツインギターで共演する機会がありました。僕の「師匠」であり、あこがれのギタリストとの共演は、ひとつの夢が実現した瞬間でした。
学校では、自然と生まれてくる「かけがえのない人脈」を大切にしながら、「人には流されない自分」をしっかり持って活動してください。積極的に動く「行動力」と、幅広く仕事を受けられる「知識力」、そして一番重要な「人間力」。この３つの力を磨きながら、何があっても「初志貫徹」で、夢を叶えてください。

（掲載年度：2016年度）

今までギターを弾いたことがないからといって、ギタリストになる夢を諦めていませんか？　一流のミュージシャンだって、子どもの時から楽器が弾けたわけではありません。みんな努力をして、練習を積み重ねてテクニックを身につけたのです。18歳でデビューし、ギタリストとして高校生のまま全米ツアーを行った私が、初めてギターに触れたのは14歳のとき。友だちが弾いているギターの音に衝撃を受けて「やりたい！」と思った瞬間がスタートでした。それまでは普通の学生だったんです。その衝撃以来、毎日寝る間も惜しんで練習して技術を身につけました。スタートはいつだっていい。経験はいくらでも追いつけると、私が身をもって証明しています。才能は誰にでもあるというのが、私の持論です。音楽が好きという気持ちと努力でプロを目指しましょう！

（掲載年度：2016年度）