「子どもが好きだから保育士になりたい」「資格ってどうやって取るの?」
そんな疑問に答えます。保育士になるには国家資格が必要で、進学と試験の2つの方法があります。この記事では、資格取得までのステップや進路選びのポイント、保育士として働くために知っておきたいことをわかりやすく紹介します。あなたの「夢への第一歩」に、ぜひ役立ててください。
・資格があると保育園以外にも活躍の場がたくさん!
・保育士資格の取り方は「養成校卒業」or「試験合格」の2つ!
・高校卒業だけでは資格は取れない
保育士の仕事についての詳細を知りたい方には「保育士になるには?1日の仕事の流れを教えて!」もおすすめ!
保育・幼児教育に関する資格を知りたい方は「教員・教養・幼児教育・保育関係|資格から探す」をご確認ください。
保育士は資格が必要?
「子どもが好き!」「将来は保育園やこども園で働きたい」と思ったとき、まず知っておきたいのが「保育士は資格が必須」ということ。
国家資格である「保育士資格」がないと、保育士と名乗って働くことはできません。
この章では、どうして保育士資格が必要なのか、資格の基本的な取り方についてお伝えします。
保育士資格は、児童福祉法で決められた“子どものプロ”である証。以前は「保母さん」と呼ばれていましたが、男女問わず「保育士」となり、今では正式な国家資格になりました。
資格を取った後は、都道府県に登録し「保育士証」を受け取ると、初めて保育士として働くことができます。
ちなみに、保育士資格は「名称独占資格」といい、資格を持っていないと「保育士」と名乗れません。資格があることで、子どもたちや保護者にから信頼される大切な職業になっています。
保育士の資格の取り方は2つ!どっちを選ぶ?
保育士資格を取る方法は、2つしかありません。
「どちらが自分やお子様に合っているか?」を知って、進路選びに役立てましょう。
1. 保育士養成の学校(大学・短大・専門学校)を卒業する
もっとも一般的なのが保育士養成の大学・短大・専門学校に進学し、卒業する方法です。
このルートなら卒業=自動的に保育士資格が取得できるので、確実かつ人気があります。
・理論だけでなく、ピアノ・造形・現場実習まで幅広く学べる
・卒業後は即戦力として働ける
・就職サポートが手厚い学校も多い
進学先の修業年数は【2年(短大・専門学校)】【3年(専門学校)】【4年(大学)】とさまざま。
「どれだけ深く学びたいか」「就職の幅を広げたいか」などを考えながら選びましょう。
このルートのメリット
・保育士試験を受けなくてOK(卒業=資格取得)
・合格率ほぼ100%!(試験ルートは合格率20~30%)
・進学後、仲間と一緒に学びやすい
2. 保育士試験を受けて資格を取る
もう一つのルートが保育士試験に合格する方法です。
「今は別の仕事をしている」「大学卒業後に目指したい」場合にも利用できます。
・毎年2回(前期・後期)全国で実施
・学歴や実務経験など受験資格の条件あり
・筆記(9科目)+実技(2分野選択)の2段階
筆記は一度に全科目合格できなくても科目合格制(3年間有効)で、自分のペースで挑戦可能です。
ただし合格率は20~30%とやや低めなので、しっかり準備して臨みましょう。
参考:こども家庭庁「令和5年保育士試験実施結果(全国集計)」(2024年7月5日)
参考:厚生労働省「保育士資格関係資料(保育士資格について)」
高校卒業後、どう進む?進学ルートと社会人ルートを比較!
「高校を卒業したら、すぐ保育士になれるの?」と疑問に思う方も多いはず。
実は、普通科高校を卒業しただけでは保育士資格は取れません。
ここからは、「進学ルート」「実務経験ルート」それぞれの特徴を見ていきます。
進学して資格を取る場合
・高校卒業後、保育士養成の大学・短大・専門学校へ進学
・決められたカリキュラム・実習を修了し、卒業=資格取得
・学び合う仲間ができ、就職先も豊富
ポイント
将来の働き方やキャリアの幅を広げたいなら、進学ルートが王道です。
働きながら実務経験を積み、資格を取る場合
・高校卒業後すぐ保育補助などで働く
・「2年以上」「2,880時間以上」の実務経験を積む
・その後、保育士試験の受験資格を得て試験に挑戦
注意点
・資格取得まで時間がかかる
・保育現場のリアルを体験しながら目指せるメリットも
保育士試験ってどんな内容?対策のコツは?
保育士試験は「筆記試験」と「実技試験」の2ステップ。
合格への近道は、全体の流れと対策ポイントを知ることです。
【筆記試験】
・保育の心理学/保育原理/社会福祉/教育原理など9科目
・マークシート方式、各科目で満点の6割以上で合格
・合格した科目は3年間有効なので、一度に全部合格できなくても大丈夫
【実技試験】
・音楽(ピアノ・歌)、造形(お絵かき)、言語(お話)の中から2つ選択
・子どもたちの前で必要なスキルや表現力をチェック
・苦手分野は避けて、自分の得意なものを選べるのがポイント
独学・通信講座など自分に合ったスタイルで学べるので、忙しい方でも挑戦しやすい制度です。
どんな学校を選ぶ?大学・短大・専門学校の違いを比較!
「どの進学先が合っているの?」と悩む高校生へ。
各校種の特徴・費用・期間・就職先の違いを整理します。
| 学校の種類 | 修業年限 | 学費の目安 | 特徴・メリット | 注意点 |
| 4年制大学 | 4年 | 400〜500万円 | 幅広い教養+専門知識が身につく、学びの期間が長い | 費用・期間が長め、専門実習の密度は短大より薄いことも |
| 短期大学 | 2年 | 200〜300万円 | 早く資格取得&就職、学費も抑えやすい | 学習スケジュールがタイト、進路変更しづらい |
| 専門学校 | 2年/3年 | 200〜300万円 | 実践的カリキュラム、就職サポート充実 | 教養科目は少なめ、他分野への進路転換が難しい |
自分のペースや将来のイメージに合わせて選ぶのがコツです。
保育士になりたいけど、学校が決めきれない。まずは候補校を広く洗い出して比べるのがおすすめです。以下のページからどんな学校があるか見てみましょう。
「保育士」と「幼稚園教諭」、ダブル取得できる学校も!
保育士資格だけでなく幼稚園教諭免許も同時取得できる学校も多数。
「認定こども園」などで活躍したい人にはおすすめです。
ダブル資格で就職の幅が広がるのも大きな魅力!
保育分野の資格やカリキュラムを確認してみましょう。
保育士の資格でできる仕事って?活躍できる場所はたくさん!
代表的な働き先は以下の通りです。
・認可保育所・私立保育園・認定こども園
・児童養護施設・乳児院・母子生活支援施設
・企業内保育所・学童クラブ・ベビーシッター
・病院内の保育、障がい児施設 など
「子どもと関わる仕事がしたい!」という気持ちがあれば、どこでも活躍できます。
保育士資格のメリット&気をつけたいポイント
保育士資格を持つと、就職の強みや働き方の幅広さなど、たくさんの良いことがあります。
資格を取るメリット
・地域や時期を問わず求人が多い
・結婚・出産後の再就職やパート勤務にも強い
・自分の子育て経験にも活かせる
・子どもと関わる中で成長ややりがいを感じられる
国家資格なので「一生モノ」!
ライフスタイルに合わせて働き方を選べるのも、保育士の大きな魅力です。
知っておきたい注意点
・抱っこや外遊びなど体力仕事も多い
・保護者や同僚とのコミュニケーション力が大切
・ピアノ・制作など幅広いスキルが求められることも
「できるかな…」と不安な部分があっても、学校の実習や現場経験で自然と身につくので大丈夫です。
保育士を目指すなら今からできることは?
「いつか保育士になりたい!」と思ったら、今からできることにチャレンジしてみましょう。
・オープンキャンパスや学校見学に参加して、雰囲気を体感
・地域の保育園や児童館でボランティア体験
・イラストやピアノ、手遊びなど、保育現場で役立つスキルを練習
小さな経験の積み重ねが、進路選びや面接でも自信になります。
「子どもとふれあう体験」から、夢の第一歩を踏み出しましょう。
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